[2006.01.12 記]
季節ごとの漬物をマスターしたい!
私の大きな野望でもあります。
1月の仕込みは漬物の定番、「白菜の漬物」です。
我が家オリジナルの塩梅を見つけましたので
柚子をたっぷり入れて、唐辛子をきかせて…などなど
サラダ感覚でパリパリパリパリ、ついつい食べ過ぎてしまうおいしさです♪
1.最初に白菜を4等分に切り、1日ひなたに干して白菜の水分を飛ばします。
水分を飛ばす理由は、白菜の持っている旨みを引き出すためです。
漬け込む段階で昆布や柚子、唐辛子などを入れるのですが
これらの旨みが水分と一緒に流れ出てしまわないよう、最初に水分を飛ばしておくのです。
2.干し終わった白菜に塩を振ります。
塩を根元には多めに、葉先には少なめにしながら容器に並べていきます。
3.塩の量は白菜全体に軽くかかるような感じです。
4.重石を載せてひと晩おきます。
我が家には重石がないので、漬け込んだ容器に入る大きさの鍋に水を入れ
重石代わりにしています。
5.ひと晩漬け込んだ白菜に旨みをプラスします。
昆布を千切りにします。
6.柚子を千切りにします。
我が家は柚子好きなので、この季節、柚子を大量に買っておき、
皮をスライスし冷凍しておきます。写真の柚子も冷凍です。
7.4でひと晩漬け込んだ白菜は、塩がまわってしんなりしています。
水分を絞り、食べやすい大きさに切ります。
昆布と柚子に唐辛子も加えて白菜に入れます。
8.重さが均一になるよう木蓋を載せて、
その上から重石(水を入れた鍋)を載せて数時間寝かせます。
9.昆布や柚子、唐辛子の味が好みの程度にまわったら出来上がりです。
10.できあがりのアップ!
おいしいそ~♪
塩分を控えめに漬けていた時期もありましたが、
塩が少なすぎるとおいしい漬物はできあがりません。
何度か漬けてみると、自分の好きな「いい塩梅」が見つかります。
塩がきつすぎた場合は、水に漬けて塩を抜いて食べたり、
チャーハンの具として入れても、調味料代わりになっておいしいです♪
重石がなくても、漬物器あれば上手に漬物を漬けることができます。